【Eclipse×GitHub】図で解説するGitHubバージョン管理方法

【Eclipse×GitHub】図で解説するGitHubバージョン管理方法

①: ~ 概要編 ~
②: ~ Git操作用語編(初級) ~
③: ~ Git操作用語編(中級) ~
④: ~ Eclipse操作編 ~ ← 今ここ

前回までにGitの操作を一通り説明してきました。

今回はEclipseを使ってGit操作を実演していきたいと思います。

Eclipseの開発環境がまだ構築できてない方は以下の記事を参考にして開発環境を構築しておきましょう!

最近人気が増し増しのプログラミング言語Pythonですが、開発環境として何を使うかで迷う人って意外と多いんじゃないかと思います。 どれがオス...
Sponsored Link

クローン(Clone)+新規Eclipseプロジェクトの作成

まずはクローンから実演していきます。

Eclipseではクローン作業と同時にEclipseプロジェクトも新規作成することになるので合わせて説明していきます。

GitHubで新規リモートリポジトリを作成する。

先ほど作成したリモートリポジトリクローンして、ローカルリポジトリを複製していきます。

まずは、Eclipseを起動し、「プロジェクト・エクスプローラー」上で右クリックし、「インポート」をクリックする。

「インポート」ウィンドウが立ち上がるので「Git」→「Gitからプロジェクト」を選択し、「次へ」をクリックする。

「クローン URI」を選択し、「次へ」をクリックする。

以下の手順を踏む。

①ロケーションの「URI」に自分で新規作成したGitHubリポジトリのURLを入力する。
②自分のGitHubの「ユーザー名」、「パスワード」を入力する。
③「次へ」をクリックする。

新規で作成したリモートリポジトリはmasterブランチしかないので、何もせずそのまま「次へ」をクリックする。

ここでは、クローン先のローカルディレクトリを指定します。

ここで指定したディレクトリにローカルリポジトリ作業ツリーが複製されます。

最後に「次へ」をクリックする。

クローンされたローカルリポジトリは中身が空であるため、新規にEclipseプロジェクトを作成していきます。

「新規プロジェクト・ウィザードを使用してインポート」を選択し、「完了」をクリックする。

新規プロジェクト作成ウィンドウが立ち上がるので、「PyDev」→「Pydevプロジェクト」を選択し、「次へ」をクリックする。

以下の手順を踏む。

①プロジェクト名を入力する。(プロジェクト名は任意でOK)
②「デフォルトを使用」のチェックボックスを外す。
③ディレクトリーにはローカルリポジトリを作成したディレクトリを指定する。
④「完了」をクリックする。

これでクローン作業は完了です。

Eclipseプロジェクトが新規で作成され、ローカルリポジトリとリンクされました。

Gitビュー表示項目の説明

プルプッシュ等のGit操作はGitビューで行っていきます。

まずは、Gitのパースペクティブを開き、そこに表示される項目について説明していきます。

以下の箇所をクリックします。

すると「パースペクティブを開く」ウィンドウが立ち上がるので、「Git」を選択し「開く」をクリックする。

新たに「Git」のパースペクティブが追加されるので、クリックして開く。

Gitパースペクティブを開くと「Gitリポジトリー」ビュー内にクローンしたローカルリポジトリがあるので、「>」をクリックし、項目を開く。

全項目開くと以下のようになります。

では各項目について簡単に説明していきます。

ブランチ

  • 「ローカル」ローカルブランチを指す。
  • 「リモート・トラッキング」リモート追跡ブランチを指す。

参照

参照先を示します。

Eclipseではこの項目は基本使う機会がないので知らなくてもいいでしょう!

一応簡単に説明だけしておきます。

  • 「FETCH_HEAD」:フェッチした際の最新履歴の参照先
  • 「HEAD」:コミットした際の最新履歴の参照先

リモート

リモートリポジトリの名称とその参照先を表しています。

「origin」リモートリポジトリの名称です。

この項目からプッシュしたりフェッチしたりします。

詳細な操作方法は後ほど説明していきます。

作業ツリー

いわゆるワークスペースの状態を表示しています。

「.git」ローカルリポジトリの実態となってます。

ただし、このファイルは人為的に削除や変更等されないように隠しファイルとなってます。

さっそくGit操作を試してみよう!

今までEclipse上の表示項目についてあれこれ説明してきましたが、ざっくり理解できていれば十分です。

ここからGit操作を実践していくので、操作感覚を掴んでいきましょう!

現在の状態をチェック

実際に操作していく前に現在のコミット状態を確認していきましょう!

<GitHub(リモートリポジトリ)>

ここまで手順通りに進めていればGitHub(リモートリポジトリ)上でのコミット履歴は新規作成時の1つのみとなっています。

<Eclipse(ローカルリポジトリ)>

ローカルリポジトリの履歴も確認していきましょう!

「Git参照ログ」を開くとコミット履歴が確認できます。

手順通りに進めていればこちらもコミット履歴も1つのみとなっています。

ステージ (Stage)

まずはステージ用のPythonモジュールファイルを新規作成します。

ファイル名やファイルの中身は任意でいいですが、今回は以下のようにしました。

次にGitパースペクティブを開き「Gitステージング」ビューを開きます。

すると「ステージされていない変更」のところにファイル名が出てきます。

ここで出てくるファイルが現在のコミット履歴から、新規追加または変更があったファイルとなります。

「.project」と「.pydevproject」が新規追加されていますが、このファイルはEclipseのプロジェクトファイルになります。
Eclipse環境のバックアップにもなるので一緒にステージしちゃいましょう!

では実際にステージしてみましょう!

ステージするにはステージしたいファイルを選択し、「+」をクリックします。

2重の「+」は全ファイルがステージされます。

ステージ済みのファイルは「ステージされた変更」のところに出てきます。

もし、ステージを取り消したい場合は「ー」をクリックします。

コミット (Commit)

コミットすると「ステージされた変更」に表示されているファイルがローカルリポジトリへ反映されます。

まずは①でコミット・メッセージを記述します。

後々このコミット・メッセージを見たときにどんな変更を加えたのかがわかるように書くと良いでしょう!

次に②の「コミット」ボタンをクリックするとコミットが完了します。

コミットによって「ローカルブランチ」が更新されました。

「リモート追跡ブランチ」は変更されません。

①の「Git参照ログ」に切り替えるとコミット履歴のログを参照することができます。

プッシュ(Push)

プッシュするとローカルリポジトリに追加された変更履歴がGitHub(リモートリポジトリ)へ反映されます。

「Gitリポジトリー」ビューの「リモート」>「origin」上で右クリックし、「プッシュ(P)」をクリックします。

すると、「ユーザー名」と「パスワード」を要求されますが、これはGitHubのアカウントの「ユーザー名」と「パスワード」になります。

入力後に「OK」をクリックします。

少し待つと、以下のようなウィンドウが立ち上がり、プッシュが完了します。

ここでは「閉じる」をクリックします。

プッシュが終わったので、リモートリポジトリの状態をチェックしていきましょう!

今表示されている状態が古い場合がありますので、「リフレッシュ」をクリックして最新の状態を表示させます。

その後に、「ブランチ」>「リモート・トラッキング」>「origin/master」の状態をみてみましょう。

「ローカル」>「master」のコミット履歴(コミットIDとコミット・メッセージ)と一致しているはずです。

※下図の場合のコミットIDコミット・メッセージはそれぞれこのようになります。

  • コミットID:9401939
  • コミット・メッセージ:commit test 01

次にGitHubの状態もチェックしていきましょう!

同じようにコミット履歴が追加されているはずです。

追加ファイルもチェック!

フェッチ(Fetch)

フェッチリモートリポジトリの変更履歴をローカルリポジトリ内の「リモート追跡ブランチ」に取り込むときに使います。

ここまで手順通りにきていれば、リモートリポジトリローカルリポジトリの変更履歴は同じになっているはずなのでこのままだとフェッチする変更履歴がありません。

なのでまずはGitHub上で直接リモートリポジトリに変更を加え、変更履歴を1つ追加します。

print文を1行追加し、コミットします。

これでリモートリポジトリ上だけに、「commit test 02」の変更が追加されました。

ではさっそくフェッチしていきましょう!

まずはローカルリポジトリ作業ツリーの状態をチェック。

フェッチ操作は「リモート」>「origin」上で右クリックした後に「フェッチ(F)」をクリックします。

するとフェッチが完了し、以下のウィンドウが開くのでそのまま「閉じる」をクリックします。

ではさっそくローカルリポジトリの状態をチェックしていきましょう。

まずは「リフレッシュ」で最新の状態にします。

フェッチ「ローカルブランチ」は更新せず、「リモート追跡ブランチ」のみを更新します。

下図でもそのようになっているのが確認できます。

「ローカルブランチ」が更新されないため、作業ツリーも更新されません。

マージ(Merge)

マージフェッチによって取り込まれた「リモート追跡ブランチ」の変更履歴を「ローカルブランチ」へ取り込むときに使います。

マージ操作は「ブランチ」>「リモート・トラッキング」>「リモート追跡ブランチ」(この例ではorigin/master)上で右クリックした後に「マージ(M)」をクリックします。

マージが成功すると以下のようなウィンドウが立ち上がるので「OK」をクリックします。

ではローカルリポジトリの状態をチェックしていきましょう。

「リフレッシュ」で最新の状態にします。

マージ操作によって「ローカルブランチ」が更新され、作業ツリーにも変更が反映されます。

プル(Pull)

プルの操作は「フェッチ+マージ」でしたね。

プルリモートリポジトリの変更履歴を「リモート追跡ブランチ」「ローカルブランチ」に取り込むときに使います。

ここまで手順通りに進めていると、またリモートリポジトリローカルリポジトリの変更履歴は同じになっているはずなので説明の都合上、ローカルリポジトリフェッチマージ操作をする前の状態に戻してから説明します。

※それぞれのリポジトリの最新コミット履歴の状態を以下のようにします。

  • リモートリポジトリ:commit test 02
  • ローカルリポジトリ:commit test 01

「①のプロジェクト名」上で右クリックし、「プル(U)」をクリックします。

すると以下のようにフェッチマージが同時に実施されます。

「閉じる」をクリックします。

ローカルリポジトリの状態をチェックしていきましょう。

「リフレッシュ」で最新の状態にします。

プルでは「リモート追跡ブランチ」「ローカルブランチ」が同時に更新されているのがわかります。

さいごに

ここまでの操作を覚えれば、EclipseGitHubを使ったバージョン管理は問題なく行えるはずです。

あとは自分で実際にEclipseGitHubを使いながら操作に慣れていきましょう!

これらの操作に慣れてくると高品質なソースコード爆速で書けるようになっているはずです。

他にも僕がオススメする機能を紹介したいのですが、時間の都合上いったんここで区切りをつけたいと思います。

僕が有している知識を一通りアウトプットしてきましたが、間違い等ありましたら遠慮なく指摘してください。

またどこかのタイミングでブログを更新していきたいと思っているので、その時にまたお会いしましょう!(^^)

Sponsored Link

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。