リラ円下落&インフレ率悪化! たっきん(Twitter)です!
5月のトルコリラは相変わらず膠着状態となりました。
具体的には政策金利は据え置きで、インフレ率は上昇するばかり。
ただそれでも確実にスワップポイントによって微量ながらも資産は増え続けています。
あまり先月から変化はありませんが、5月のトルコリラ運用状況を報告していきます。
【トルコ】インフレ率と政策金利(5月)
インフレ率(前年比) | 政策金利 | |
---|---|---|
前回 | 69.97% | 14.00% |
予想 | 74.40% | 14.00% |
結果 | 73.50% | 14.00% |
インフレ率はさらに上昇し、前年比で73.50%となりました。
政策金利も変わらず14.00%のままで、その差は59.5%に・・・
![](https://takilog.com/wp-content/uploads/try-tcmb-cpi-202205.png)
一方でトルコ当局が発表したインフレ率は実態を反映していないとかで、実際のインフレ率は160%を超えているなどの声も出ているようです。
160%ということは1昨年前は100円だったものが今では260円まで値上げされたことになるので、これはさすがに市民の生活も厳しくなるのは必然ですねw
これでまたエルドアン大統領の支持率が下がってしまうのではないでしょうか?
リラ円チャートですが、5月は下落の一途をたどりました。
【TRY/JPYチャート】
![](https://takilog.com/wp-content/uploads/try-chart-202205.png)
7.7円付近でやや反発したところを見るとこのラインが下値支持線になりそうですね。
今回の下落で含み損が一時的に増えてしまいましたが、蓄積されたスワップポイントも徐々に増えてきているため、超長期戦で運用できる体制だけは維持して末永く見守っていくとしましょう!
※僕のトルコリラは安全かつ利益最大化を方針として運用しています。
スワップポイントと運用リスク
「みんなのFX」が提供するトルコリラ円のスワップポイントをチェックしていきましょう!
トルコリラですが、最新のスワップポイントは20→36円/Lotと16円上昇しました。
南アフリカランドは7.1→10.1円/Lot、メキシコペソも11.1→12.1円/Lotと共に上昇しました。
各新興国通貨のスワップポイントと現在レートを基に、安全運用した場合における現時点での運用効率を比較してみます。
トルコリラの運用効率を1とした場合、先月比で南アフリカランドは0.382→0.266と0.116の下落、メキシコペソも0.754→0.400と0.354下落しました。
トルコリラのスワップポイントが大きく上昇したため、運用効率面でトルコリラがまた頭一つ抜けた形になりました。
引き続きトルコリラを運用していきます。
【新興国通貨運用リスク比較表】
![](https://takilog.com/wp-content/uploads/comparison-try-202205.png)
現在のポジションサマリ
僕の現在のポジションサマリをチェックしていきます。
5月は買い増し条件を満たしていないので、合計保有数量は3.6Lotのままです。
・累計スワップ:+134,347円
・為替含み損益:-340,649円
評価損益合計:-206,302円
【ポジションサマリ】
![](https://takilog.com/wp-content/uploads/try-result-202205-summary.png)
【個別ポジション状況】
![](https://takilog.com/wp-content/uploads/try-result-202205-position.png)
今月得られたスワップポイントは「トルコリラ運用支援スプレッドシート」に反映しました。
![](https://takilog.com/wp-content/uploads/try-support-202205.png)
●買い増しルール:
「現在レート ≦ 次回買い増しレート」の条件を満たしたら、0.1Lotの買い増しを行います。
次回買い増しレートは現時点で7.750円。
もう数日経過すれば買い増し条件を満たしそうですね!
それではまた、次回の更新まで!
コメント