たっきん( X (旧Twitter) )です!
いよいよトルコリラが復調する兆しが見えてきました。
インフレ率が政策金利を上回る実質マイナス金利が長い間続いてきましたが、ついにプラスの実質金利に転じました。
詳しいことは「インフレ率と政策金利」の項目で説明しますが、これで理屈の上では金利でプラスの利益となりますね!
プラスの金利って別に正常じゃね?って思う人もいるかもしれませんが、エルドアン大統領がトルコ中銀を牛耳っていた頃に比べたら大幅な進歩になります。
リラ円チャートではまだまだ円高リラ安が続いていますが、この調子でいけば為替もリラ高推移してくれるはずです。
【TRY/JPYチャート】

もしかしたら、現在の1リラ4.3円付近が本当に「底」になるのかもしれませんね!
インフレ率と政策金利
9月のトルコインフレ率と政策金利は次のように発表されました。
【9月のトルコ・インフレ率(前年比)と政策金利】
インフレ率(前年比) | 政策金利 | |
---|---|---|
前回 | 51.97% | 50.00% |
結果 | 49.38% | 50.00% |
インフレ率(前年比)は先月に続きさらに下落して51.97% →49.38%となりました。
政策金利は据え置きの50.0%でしたので「インフレ率(前年比)ー 政策金利」の差は-0.62%となり、ついにプラスの実質金利となりました。

まずは1つの節を迎えた形になりましたかね。
あとは継続してインフレ率が下落してくれれば理想的な形となりますが、そうは問屋が卸さないのがトルコリラであり、新興国通貨の怖いところでもあります。。。
スワップポイントと運用効率
「みんなのFX」が提供する各新興国通貨のスワップポイントをチェックしていきましょう!
【みんなのFX・スワップポイント比較】(10/5現在)
スワップポイント (円/Lot) | 先月からの変動値 (円/Lot) | |
---|---|---|
トルコ | 42.0 | +0.9 |
南アフリカ | 18.6 | -0.5 |
メキシコ | 23.0 | -0.1 |
トルコリラのみが先月より上昇して42.0円となりました。
南アフリカランドは18.6円、メキシコペソは23.0円でした。
各新興国通貨のスワップポイントと現在レートを基に、安全運用した場合における現時点での運用効率を比較してみましょう。
【新興国通貨運用効率比較表】

トルコリラの運用効率を1とした場合、南アフリカランドは0.227、メキシコペソは0.310でした。
安定してトルコリラは強いですね!
運用効率(トルコリラ基準)
・1より大きい → 安全運用したときにトルコリラより収益率が高い
・1より小さい → 安全運用したときにトルコリラより収益率が低い
現在のポジションサマリ
僕の現在のポジションサマリをチェックしていきます。
9月は買い増し条件を満たしたので、0.1Lotの買い増しとなりました。
合計保有数量はこれで5.6Lotとなりました。
【ポジションサマリ】

先月得られたスワップポイントは「トルコリラ運用支援スプレッドシート」に反映しました。

●買い増しルール:
「現在レート ≦ 次回買い増しレート」の条件を満たしたら、0.1Lotの買い増しを行います。
次回買い増しレートは現在3.658円です。
この調子だと10月は0.2Lot買い増しができそうですね!
トルコリラ運用状況まとめ
最後に僕のトルコリラ運用状況の資産推移になります。

「運用損益」の推移が若干上向いてきた気がします(笑)
「保有数量」、「累計スワップポイント」はいいペースで上昇しているので、「運用損益」もこれに追従してほしいですね!(希望的観測です)
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