【Eclipse×GitHub】図で解説するGitHubバージョン管理方法
①: ~ 概要編 ~
②: ~ Git操作用語編(初級) ~ ← 今ここ
③: ~ Git操作用語編(中級) ~
④: ~ Eclipse操作編 ~
前回はバージョン管理システムとGit & GitHubの概要について説明しました。
今回はGitを操作していくうえで知っておくべき操作用語について説明していきたいと思います。
といっても用語全てについて説明すると初心者の方にとっては混乱してしまう可能性がありますので、今回は開発していく上で最低限必要となる用語に絞って説明していきたいと思います。
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< 目次 >
これだけは知っておこう!必須操作用語
今から説明する5つのGit操作用語はGit & GitHubを使う上で最低限必要な用語となってきます。
- クローン (Clone)
- ステージ (Stage)
- コミット (Commit)
- プッシュ (Push)
- プル (Pull)
なるべくシンプルに説明していくので、今日はこの5つの操作用語をマスターしましょう!
クローン (Clone)
- 自分のローカル環境に新規でローカルリポジトリを生成する。
- 新規生成されたローカルリポジトリの変更履歴はリモートリポジトリの変更履歴と全く同じ。
- 基本この操作は最初の1回だけ実施すればよい。
- リモートリポジトリへ接続するため、オンライン環境が必要。
ステージ (Stage)
- 作業ツリー内の編集されたファイルをローカルリポジトリに反映(コミット)する前に実施される操作。
- ステージされたファイルのみがコミットされる。
- オフライン状態でも操作可能。
コミット (Commit)
- ステージされたファイルをローカルリポジトリへ反映する。
- 反映されると変更履歴が1つ追加される。
- オフライン状態でも操作可能。
プッシュ (Push)
- コミットされたローカルリポジトリ内の変更履歴をリモートリポジトリへ反映する。
- 反映された変更履歴はユーザー全員で共有される。
- 全員で共有されることから、この操作をする前に不要なコミット履歴がないかよく確認しよう!
- この操作を実施するにはオンラインである必要がある。
- GitHubを使用している場合、この操作を実施すると同時にブラウザ上でコード閲覧が可能となる。
- アップロードに近いイメージ。
プル (Pull)
- 他人が反映したリモートリポジトリの変更履歴を、自分のローカルリポジトリへ取り込む。
- この操作を実施するにはオンラインである必要がある。
- ダウンロードに近いイメージ。
まとめ
- クローン (Clone)
- リモートリポジトリを複製してローカルリポジトリを新規作成する。
- 基本的にこの操作は最初の1回だけしか使用しない。
- ステージ (Stage)
- コミット対象のファイルを決める。
- コミット (Commit)
- ローカルリポジトリへ作業ツリーの変更を反映する。
- ステージされたファイルのみがコミットされる。
- プッシュ (Push)
- ローカルリポジトリの変更履歴をリモートリポジトリへ反映する。
- アップロードに近いイメージ。
- プル (Pull)
- リモートリポジトリの変更履歴をローカルリポジトリへ反映する。
- ダウンロードに近いイメージ。
この5つのGit操作をマスターしたら、ひとまず一人で利用する分には問題なく運用できると思います。
しかし、チームなど複数人で利用するとなると他の操作用語を知る必要が出てくるでしょう。
それは次の機会でおしえます。
しかし、チームなど複数人で利用するとなると他の操作用語を知る必要が出てくるでしょう。
それは次の機会でおしえます。
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