こんにちは、たっきん(Twitter)です。
インターネットの普及により急速に変化するこの現代社会、みなさんはどのように生きられてますか?
一昔前に当たり前だと思われていた
- 「大企業に就職すれば一生安泰」
- 「終身雇用と年功序列」
は既に崩壊しつつあり、さらにはロボットやAIの普及によって5年後、10年後、自分の仕事がなくなっているかもしれない・・・
そんな漠然とした不安を抱えながら「今」という時代を生きられている方も多いのではないでしょうか?
明日ですら見通せない「今」という時代に私たちはどう立ち向かっていけばいいのか・・・
そんなとき、私はある1冊の本に出会いました。
この『シンプルに考える』を読んで私は今までしょーもないことで悩んでいることに気付かされたと同時に、悩むことをやめることにしました。
「シンプル」に考えれば、悩む必要などなかったのです。
『シンプルに考える』ってどんな本?
本書の著者である森川亮さんは日本テレビ放送網に入社し、ソニー、ハンゲームジャパン(後にLINEとなる)を経て、現在はC Channel株式会社のCEOとして活躍されています。
LINEと聞いて知らない人はいませんよね。
LINEアプリで大成功を収めたはずの森川さんはそれに満足せず、すぐさまLINE株式会社CEOを退任し、現在はC Channel株式会社CEOとして新しいことにチャレンジされています。
このストイックさは簡単にマネできるものではないと思います。
そんな森川さんにも新しいことへのチャレンジには「不安」はあるようです。
しかし、「不安」と上手く付き合うことで森川さんは今でも1歩ずつ進み続けています。
消えることのない「不安」とどう接していけばよいか。
変化の激しいこの時代をどう生き抜いていけばよいか。
これらのことが、森川さんの実体験を踏まえて語られています。
だから私はこんな悩みを抱えている方に読んでほしいと思ってます。
- 「いい仕事」と思える仕事をしたい
- 自分の将来の仕事が不安
- 後悔のない人生を送りたい
特に私は現代の若者にこの本を読んでほしいと思っています。
何かしら自分を変えるきっかけを掴むことができると思っています。
心に響いた名言と感想
「お金」や「名誉」は成長阻害の元
仕事をする上で「お金」や「名誉」は非常に魅力的です。
私も社会人になりたての頃は「お金」や「名誉」が自分のステータスであると思っていました。
「お金」や「名誉」を上げるために、上司に逆らうことなく言われたことを忠実にこなす・・・。
顔を覚えてもらうために積極的に飲み会に参加する・・・。
でもこれらの行いは本当に自分の成長に繋がっているのだろうか?
それについて、森川さんはこう語っています。
「お金」や「名誉」を与えられるとそれに満足して、自らをストレッチして成長するのは難しい。
ー著書、「シンプルに考える」より抜粋
そして、自分の市場価値より高い「お金」と「名誉」にしがみつくようになる。
だけど、その結果、社会では通用しない存在になってしまう。
さらに、続けてこう語っています。
だからこそ、あえて僕は、厳しい場所に身を置くようにしてきました。
ー著書、「シンプルに考える」より抜粋
人間は、昨日より今日、今日より明日と成長できることこそが幸せだと思うからです。
必ずしも
「お金」、「名誉」 = 市場価値
ではないということ。
時代が変わるのだから、自分の市場価値も変わって当然なのである。
しかし、「お金」「名誉」に慢心し、自分の市場価値の低下に気づけない・・・
「危機感」を感じ取ることができない環境ほど怖いものはないのかもしれない。
「空気」を読まない勇気
もし、あなたの上司の目指している方向性が間違っていると気づいたとき、あなたならどうしますか?
勇気をもって「それは間違っている!」と言える人は少ないのではないでしょうか?
仮に言えたとしても多くの場合、上司はもちろん、社内からも批判を受けてしまうことが多いのではないか?
これに対し、森川さんはこう言っています。
ずばぬけた結果を出すためには、空気を読んではならないのです。
ー著書、「シンプルに考える」より抜粋
ユーザーが求めていることを、シンプルに追求する人だけが、ズバ抜けたものをつくり出すことができるのです。
自分の感性で生きる。
ー著書、「シンプルに考える」より抜粋
それが、「いい仕事」をする絶対条件なのです。
結果を出す人はYESマンではなく、ユーザー第一で物事を考えられる人、そして、自分の感性で仕事ができる人であるということですね。
私がデキると思った人は発言力があり、会社のしがらみにとらわれることなく果敢に自分の本音を上司に伝えていました。
しかし、そのような人から会社を去っていったのを覚えています。
「不安」は楽しむためにある
冒頭にも述べたように、急速に変化するこの現代社会で自分の将来を不安に思わない人はいないと思います。
そんな中、森川さんはこう言っています。
未来が不確実だからこそ、可能性は無限大にある──。
ー著書、「シンプルに考える」より抜粋
時代が急速に変化するということはそこには無限の可能性があるということ、その無限の可能性を秘めた「今」という時代を生きられるのはとてもハッピーだということですね。
だから「今」という時代の未来は明るいし、楽しいこともきっといっぱいある。
だからと言って、ただ変化を待っているだけではダメ。
変化が来た時にすぐ行動を起こせるよう、自分の武器を日頃から磨いておく必要があると思う。
特に若い人は自分の技術を磨く機会は十分にある。1つだけでなく、3つ4つ持っていたほうが絶対いいと思う。
まとめ
私が一番心に残ったのは「自分の感性で仕事をする」ということです。
自分の感性で仕事をすることで、ユーザーの求めているものを見出すことに本気になれる。
その結果が会社の利益やイノベーションに繋がっていく。
振り返ってみれば、自分の感性で仕事ができてることはほとんどないことに気づかされた。
もう一度、自分と向き合ってみて「自分は何がしたいのか」を考えされられるいいキッカケになったんじゃないかと思う。
そして最後にもうひとつ、「不安を楽しむ」ということ。
変化の激しいこの時代、可能性は無限にあるんだということです。
アタックチャンスは多いほうがいいに決まってる!
あとはシンプルにチャレンジあるのみです。
本書に少しでも興味を持った方、一度読んでみることをオススメします!
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