大幅利上げでもリラ円暴落してます! たっきん(Twitter)です!
トルコ新財務相にシムシェキ元財務相が任命され、6月の政策金利は利上げとなることが予想されていました。
結果は予想通りの利上げで8.50%→15.00%となりましたが、残念なことにリラ円は上昇するどころか、さらに下落する結果となりました。
【TRY/JPYチャート】
市場予想は20%の政策金利を予想しているようでしたが、実際は5%も少ない15%であったため、失望売りとなったようです。。。
しかし、今まであれだけ利上げを許さなかったエルドアン大統領が今回は利上げを認めたとなると、今後は断続的に利上げされる可能性は十分にあり得る話ですね。
さすがのエルドアン大統領もリラ安を食い止める手段はやはり利上げしかないということをわかってくれたのではないでしょうか?
現時点では1リラ5.472円と市場最安値を更新し続けていますが、僕のトルコリラ運用は絶対に強制ロスカットされることはない運用方法をとっていますので、リラ円が復活してくれることを気長に待ち続けるだけですね!
※僕のトルコリラは安全かつ利益最大化を方針として運用しています。
インフレ率と政策金利
6月のトルコインフレ率と政策金利は次のように発表されました。
【6月のトルコ・インフレ率(前年比)と政策金利】
インフレ率(前年比) | 政策金利 | |
---|---|---|
前回 | 39.59% | 8.50% |
結果 | 38.21% | 15.00% |
インフレ率(前年比)の減少はやや鈍化してきましたが、政策金利が一気に15%まで上昇したため、インフレ率(前年比)と政策金利の差は23.21%まで縮まってきました。
ですが、逆に言うと政策金利はあと23%は上昇の余地があったということですね。
この傾向を見ると7月の政策金利も上昇の可能性は十分にあり得る話ですね。
シムシェキ新財務相の采配に期待しましょう!
スワップポイントと運用効率
「みんなのFX」が提供する各新興国通貨のスワップポイントをチェックしていきましょう!
【みんなのFX・スワップポイント比較】(7/8現在)
スワップポイント (円/Lot) | 先月からの変動値 (円/Lot) | |
---|---|---|
トルコ | 25 | -22 |
南アフリカ | 17.1 | +1.0 |
メキシコ | 26.1 | +2.0 |
トルコのスワップポイントですが、先月から-22円と大幅ダウン。
先月は+19円でしたのでここ最近安定しないですね。。。
各新興国通貨のスワップポイントと現在レートを基に、安全運用した場合における現時点での運用効率を比較してみましょう。
【新興国通貨運用効率比較表】
トルコリラの運用効率を1とした場合、南アフリカランドは0.501、メキシコペソは0.687となり、運用効率ではトルコリラがトップを維持しています。
スワップポイントが安定しないのが欠点ではありますが、トルコリラ運用は続行していきます。
運用効率(トルコリラ基準)
・1より大きい → 安全運用したときにトルコリラより収益率が高い
・1より小さい → 安全運用したときにトルコリラより収益率が低い
現在のポジションサマリ
僕の現在のポジションサマリをチェックしていきます。
6月は暴落しながらも買い増し条件を満たしたため+0.1Lotの買い増しを行い、合計保有数量は4.2Lotとなりました。
【ポジションサマリ】
先月得られたスワップポイントは「トルコリラ運用支援スプレッドシート」に反映しました。
●買い増しルール:
「現在レート ≦ 次回買い増しレート」の条件を満たしたら、0.1Lotの買い増しを行います。
今回の買い増しによって次回買い増しレートは再びリセットされ、1.004円です。
最安値更新中ですが、焦って買い増しすると痛い目を見るのがトルコリラ。
買い増し条件を満たすまでじっくり待ちましょう!
トルコリラ運用状況まとめ
最後に僕のトルコリラ運用状況の資産推移になります。
絶賛暴落中もあってか、累計スワップポイントは上がっても運用損益はここ最近下落傾向となっています。
この傾向が反転する日は来るのでしょうか・・・
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