インフレ率はこのまま上昇し続けるしかないのか!? たっきん(Twitter)です!
少し遅くなってしまいましたが、6月のトルコリラ運用状況を報告していきます。
まずは、6月に発表された政策金利と消費者物価指数です。
【トルコ】インフレ率と政策金利(6月)
インフレ率(前年比) | 政策金利 | |
---|---|---|
前回 | 73.50% | 14.00% |
予想 | 79.80% | 14.00% |
結果 | 78.62% | 14.00% |
インフレ率上昇が止まりませんね。
6月はさらに上昇して78.62%に・・・
このペースで上昇していけば年内には100%を超えてしまいそうな勢いです。
政策金利のほうは相も変わらず14.00%のままなのでその差は64.62%まで拡大しました。
リラ円ですが、現時点で7.887円。
チャートですが、一時期8円台まで回復したものの、直近では下落してきています。
【TRY/JPYチャート】
さて、政策金利の利上げが全く期待できないトルコですが、一部の報道で今秋にも解散総選挙を実施する可能性があるとのことです。
インフレ状況が長引けば、2023年6月の大統領議会選挙で不利になるのが理由だそうです。
仮に今秋に解散総選挙が実施され、エルドアン大統領が再選を果たしたとしても僕のトルコリラ運用方針は変わらずに、絶対に強制ロスカットされない安全運用を実践し続けるだけです。
※僕のトルコリラは安全かつ利益最大化を方針として運用しています。
スワップポイントと運用リスク
「みんなのFX」が提供するトルコリラ円のスワップポイントをチェックしていきましょう!
トルコリラですが、最新のスワップポイントは36→20円/Lotと16円下落しました。
南アフリカランドは10.1円/Lotで変わらず、メキシコペソは12.0→13.1円/Lotと1.1円上昇しました。
各新興国通貨のスワップポイントと現在レートを基に、安全運用した場合における現時点での運用効率を比較してみます。
トルコリラの運用効率を1とした場合、先月比で南アフリカランドは0.266→0.492と0.266の上昇、メキシコペソも0.400→0.776と0.376上昇しました。
トルコリラのスワップポイントが再び大きく下がったこともあってか、南アフリカランド、メキシコペソともに運用効率が上昇し、特にメキシコペソに至ってはトルコリラとの差が0.224まで迫ってきました。
【新興国通貨運用リスク比較表】
現在のポジションサマリ
僕の現在のポジションサマリをチェックしていきます。
6月は買い増し条件を満たしたので0.1Lotの買い増しを行い、合計保有数量は3.7Lotとなりました。
・累計スワップ:+138,255円
・為替含み損益:-343,258円
評価損益合計:-205,003円
●買い増しルール:
「現在レート ≦ 次回買い増しレート」の条件を満たしたら、0.1Lotの買い増しを行います。
【ポジションサマリ】
今月得られたスワップポイントは「トルコリラ運用支援スプレッドシート」に反映しました。
次回買い増しレートはリセットされて現在3.740円。
運用損益は現在大きく含み損となっていますが、累計スワップポイントは僅かながらですが、確実に増えていっています。
時間はかかるかもしれないですが、今は自分で決めた買い増しルールに従って粛々と運用していくのみです。
それではまた、次回の更新まで!
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