リラ円はやや上昇基調へ! たっきん(Twitter)です!
リラ円のチャートですが、6/20付近を底値にして徐々に下値を切り上げてやや上昇傾向といった形で推移しており、先週のクローズ時点では13円台まで回復しました。
【TRY/JPYチャート】

だいぶ落ち着きを見せてきたリラ円ですが、下落の懸念があるとするればトルコのインフレ率ですね。
トルコのインフレ率はコンスタントに上昇傾向にあり、7月の消費者物価指数は前年比で18.95%なり、現在の政策金利19.00%に追い付きつつあります。
【トルコ】インフレ率と政策金利(7月)
インフレ率(前年比) | 政策金利 | |
---|---|---|
前回 | 17.53% | 19.00% |
予想 | 18.60% | 19.00% |
結果 | 18.95% | 19.00% |

インフレ対策には通常政策金利の引き上げが一般的な手段なのですが、トルコのエルドアン大統領は「インフレ対策には政策金利の引き下げが必要」と訳のわからんことを言ってトルコ中銀に利下げ圧力を掛けており、今のところトルコ中銀のカブジェオール総裁はエルドアン大統領の利下げ圧力に屈せず現在まで19%を維持してきましたが、このままインフレ率上昇が続くと、エルドアン大統領の圧力に逆らって利上げが必要になってくるのは確実です。
エルドアン大統領は利下げしてこなかった中銀総裁を解任してきた過去もあるため、もし利上げするようなことがあれば再び現総裁を解任してくることも十分考えられます。
まずは、8月の政策金利発表でカブジェオール総裁がどのような采配を下すかを待つしかないようですね。。。
※僕のトルコリラ運用は安全運用かつ利益最大化を方針としています。
スワップポイントと運用リスク
「みんなのFX」が提供するトルコリラ円のスワップポイントをチェックしていきましょう!
トルコリラのスワップポイントは最新で45円/Lotとなっています。
各新興国通貨のスワップポイントと現在レートを基に、安全運用した場合における現時点での運用効率を比較してみます。
トルコリラの運用効率を1.000とすると、先月比で南アフリカランドは0.271→0.311と上昇、メキシコペソは0.323→0.267と下落しましたが、トルコリラの運用効率は依然として他の新興国通貨より3倍近く優れていることには変わりありません。
引き続きトルコリラでの運用は継続していきます。
【新興国通貨運用リスク比較表】

現在のポジションサマリ
僕の現在のポジションサマリをチェックしていきます。
7月は買い増し条件を満たしていないため、現在の合計保有数量は3.3Lotから変わりありません。
・累計スワップ:+102,960円
・為替含み損益:-167,526円
評価損益合計:-64,566円
【ポジションサマリ】

【個別ポジション状況】

今月得られたスワップポイントは「トルコリラ運用支援スプレッドシート」に反映しました。

次回買い増しレートは現在6.533円で次の買い増し条件を満たすのは2,3ヵ月後くらいになりそうです。
※「TRYJPY現在レート ≦ 次回買い増しレート」の条件を満たしたら0.1Lot買い増しを行うというルールで運用しています。
では、次回のブログで!
コメント