リラ円再び下落へ! たっきん(Twitter)です!
リラ円が再び下落してきました。
4月末くらいでは13.159円位でしたが、現時点では12.602円と再び下落傾向となっています。
大きく下落した要因ですが、やはり利下げの懸念が拭えないためで6/1にはエルドアン大統領が再び利下げ発言をするなどしてトルコ中銀に圧力を掛け続けています。
【TRY/JPYチャート】
しかし、先日発表された5月のトルコ・消費者物価指数は前年同月比の予想+17.25%に対し、結果は予想を大きく下回る+16.59%という結果になりました。
一見するとインフレ上昇が治まったかのように見えますが、インフレ率が低下した理由として新型コロナウイルス感染者数の急増でトルコ政府が4/26にロックダウンを実施した結果の可能性が高いとの予想もあります。
もしそうだとすると、4/20付近の感染者ピーク約6万人に対し、現在は約7千人と大きく減少したことと、5/17にロックダウンの大幅解除したことから今回の下落は一時的の可能性もあります。
その場合、ロックダウンの反動として6月以降は再びインフレ率が上昇する可能性もあるんじゃないですかね。
また、政策金利のほうですが5月は先月据え置きの19.00%でしたが、5月のインフレ率が低下した(一時的かもしれませんが・・・)ことからも利下げに踏み切る可能性もあります。
ここはもうトルコ中銀のカブジェオール総裁の采配に委ねるしかなさそうですね・・・
インフレ率(前年比)[5月] | 政策金利[5月] | |
---|---|---|
前回 | 17.14% | 19.00% |
予想 | 17.25% | 19.00% |
結果 | 16.59% | 19.00% |
※僕のトルコリラ運用は安全運用かつ利益最大化を方針としています。
スワップポイントと運用リスク
「みんなのFX」が提供するトルコリラ円のスワップポイントをチェックしていきましょう!
トルコリラのスワップポイントは最新で44円/Lotとなっています。
各新興国通貨のスワップポイントと現在レートを基に、安全運用した場合における現時点での運用効率を比較してみます。
トルコリラの運用効率を1.000とすると南アフリカランドは0.320、メキシコペソは0.267となり、トルコリラの運用効率は依然として他の新興国通貨より優れていることがわかります。
というよりかはむしろリラ円が下がりすぎてかなり割安となっているためでしょうね。
引き続きトルコリラでの運用は継続していきますが、強制ロスカットされないよう安全運用を続けていきます。
【新興国通貨運用リスク比較表】
現在のポジションサマリ
僕の現在のポジションサマリをチェックしていきます。
5月は買い増し条件を満たしていませんので買い増しは無し。
現在の合計保有数量は3.2Lotのままです。
・累計スワップ:+95,218円
・為替含み損益:-180,276円
評価損益合計:-85,058円
【ポジションサマリ】
【個別ポジション状況】
今月得られたスワップポイントは「トルコリラ運用支援スプレッドシート」に反映しました。
次回買い増しレートは11.678円なので6月中には買い増し条件を満たしそうですね!
※「TRYJPY現在レート ≦ 次回買い増しレート」の条件を満たしたら0.1Lot買い増しを行うというルールで運用しています。
それではまた次回のブログで。
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