皆さん、明けましておめでとうございます! たっきん(Twitter)です!
今年1発目のブログはトルコリラ運用報告になります。
2023年はトルコリラの行方が大きく変わる可能性のある年でもあります。
そう、今年6月に開催予定のトルコ大統領選挙ですね!
現トルコ大統領のエルドアンは低金利を好むため、僕のようなスワップポイント狙いの運用との相性はよくありません。
2022年では物価上昇時も政策金利を下げるなどの異例措置をとってきたこともあり、エルドアン大統領に不満を持つ国民も増えていると聞きます。
僕個人的に大統領選の行方はエルドアンの再選が濃厚だと考えていますが、番狂わせが起きる可能性も十分に考えられます。
是非とも今年は番狂わせとなって、スワップポイント上昇の年になることを期待しています!
前置きが長くなりましたが、早速トルコリラ運用の現状を報告していきます。
まずはリラ円チャートから確認していきましょう!
【TRY/JPYチャート】

リラ円は先月から続落となっています。
ただし、この下落はドル円が円高ドル安で推移したためであり、ドルトルコにおいてリラ安ドル高になったわけではありません。
参考までにドル円チャートも載せておきますが、変動がリラ円とほぼ一緒ですね。

ドル円は1ドルあたり約133円で推移していますが、まだまだ円安であることに変わりありません。
ドルトルコの値が現在の値と変わらなかったとして、もし円安ドル高がさらに進んで1ドルあたり約110円となった場合、リラ円は約5.8円となります。
リラ円が5円台になる可能性も十分あり得るということですね。
※僕のトルコリラは安全かつ利益最大化を方針として運用しています。
トルコ・インフレ率(前年比)と政策金利
12月のインフレ率(前年比)と政策金利をチェックしていきましょう!
【トルコ・インフレ率(前年比)と政策金利】
インフレ率(前年比) | 政策金利 | |
---|---|---|
前回 | 84.39% | 9.00% |
予想 | 67.20% | 9.00% |
結果 | 64.27% | 9.00% |
政策金利は先月同様で9.00%維持となりました。
政策金利についてはトルコ中銀より緩和サイクル終了が表明されていたため、これが実行された形になりますね。
一方で、インフレ率(前年比)は先月の84.39%から大きく下がって64.27%となりました。

インフレ率もようやく頭打ちを迎えて減少に推移し始めたようですね!
ですが、現在の数値でもまだまだ高水準であり、インフレ率と政策金利の差は55.27%も開いています。
依然としてインフレ率に対し、低金利であることには変わりありません。
スワップポイントと運用効率
「みんなのFX」が提供する各新興国通貨のスワップポイントをチェックしていきましょう!
【みんなのFX・スワップポイント比較】(1/6現在)
政策金利(円/Lot) | 先月からの変動値 | |
---|---|---|
トルコ | 18 | +3 |
南アフリカ | 14.1 | +1.0 |
メキシコ | 18.1 | +1.0 |
各新興国通貨のスワップポイントと現在レートを基に、安全運用した場合における現時点での運用効率を比較してみます。
【新興国通貨運用効率比較表】

トルコリラの運用効率を1とした場合、南アフリカランドは0.717、メキシコペソは1.039となりました。
運用効率(トルコリラ基準)
・1より大きい → 安全運用したときにトルコリラより収益率が高い
・1より小さい → 安全運用したときにトルコリラより収益率が低い
トルコリラよりわずかにメキシコペソの方が運用効率で上回りましたが、その差はほぼ無いと考えてよいでしょう。
よってまだまだトルコリラで運用を続けていきます。
現在のポジションサマリ
僕の現在のポジションサマリをチェックしていきます。
12月は買い増し条件を満たしていないため、合計保有数量は3.9Lotのままです。
【ポジションサマリ】

先月得られたスワップポイントは「トルコリラ運用支援スプレッドシート」に反映しました。

●買い増しルール:
「現在レート ≦ 次回買い増しレート」の条件を満たしたら、0.1Lotの買い増しを行います。
次回買い増しレートは現在3.216円。
次の買い増しタイミングはもう少し先になりそうですね。
トルコリラ運用状況まとめ
最後に僕のトルコリラ運用状況まとめになります。

運用損益は現状-20万円前後で停滞気味ですが、保有数量とスワップポイントは確実に増えていますので今後に期待ですね!
今年も月に1回のペースで定期的に運用状況を報告していきますので、都合がよいときにでも覗きに来てください!
それでは、今年もよろしくお願いします!
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