利下げされてもトルコリラ持ち続けます! たっきん(Twitter)です!
2月になりましたので今月もトルコリラの現在の運用状況を報告していこうと思います。
早速ですが、2/3にトルコ大統領エルドアンより利下げ発言が出ました。
いつもの迷言「利下げがインフレを抑制する」だそうです。
確かに、同日に発表されたトルコインフレ率(前年比)は先月の64.27%から57.68%と下がりはしたものの、それでも現状の政策金利9.00%を差し引いても57.68% – 9.00% = 48.68%とかなりの差があり、とても利下げできる状況ではないと思いますがね・・・
【1月のトルコ・インフレ率(前年比)と政策金利】
インフレ率(前年比) | 政策金利 | |
---|---|---|
前回 | 64.27% | 9.00% |
結果 | 57.68% | 9.00% |
【トルコ・インフレ率(前年比)と政策金利の推移】
トルコ中銀も利下げサイクルを終了することは既に表明済みのため、どこまでエルドアン大統領の圧力に耐えてくれるかが今後の焦点になりそうです。
まぁ、利下げされたとしても僕は安全運用してるので10年、20年だろうと持ち続けますけどね(笑)
次にリラ円チャートのほうですが、やや下落トレンドではありますが、なんとか7.00円前後をキープしています。
【TRY/JPYチャート】
ただこれは、ドル円の動きに引っ張られているだけであり、リラ円とドル円チャートを比較してもほぼ一緒の動きをしているのがわかります。
【USD/JPYチャート】
ただし、今後ドル円は110円/1ドルくらいまでは円高に推移すると僕は予想していますので、それに引っ張られてリラ円もさらに下落すると予想しています。
その場合、リラ円は約5.8円くらいまで下がることになりますけどね。
ただ僕は絶対にロスカットされない安全運用を心がけていますので、どこまでリラ円が下落しようと気ままに運用を続けることができます。
トルコの状況が好転するまで気長に待ち続けましょう!
※僕のトルコリラは安全かつ利益最大化を方針として運用しています。
スワップポイントと運用効率
「みんなのFX」が提供する各新興国通貨のスワップポイントをチェックしていきましょう!
【みんなのFX・スワップポイント比較】(2/5現在)
政策金利(円/Lot) | 先月からの変動値 | |
---|---|---|
トルコ | 15 | -3 |
南アフリカ | 13.1 | -1.0 |
メキシコ | 19.1 | +1.0 |
各新興国通貨のスワップポイントと現在レートを基に、安全運用した場合における現時点での運用効率を比較してみます。
【新興国通貨運用効率比較表】
トルコリラの運用効率を1とした場合、南アフリカランドは0.810、メキシコペソは1.283となりました。
運用効率(トルコリラ基準)
・1より大きい → 安全運用したときにトルコリラより収益率が高い
・1より小さい → 安全運用したときにトルコリラより収益率が低い
現時点ではトルコリラよりメキシコペソの方が運用効率で上回っています。
僕はこのままトルコリラで運用を続けていくつもりですが、今から新規に新興国通貨を運用する場合はメキシコペソを選択するのも十分ありだと思います。
現在のポジションサマリ
僕の現在のポジションサマリをチェックしていきます。
1月は買い増し条件を満たしていないため、合計保有数量は3.9Lotのままです。
【ポジションサマリ】
先月得られたスワップポイントは「トルコリラ運用支援スプレッドシート」に反映しました。
●買い増しルール:
「現在レート ≦ 次回買い増しレート」の条件を満たしたら、0.1Lotの買い増しを行います。
次回買い増しレートは現在4.981円。
次の買い増しタイミングは1ヵ月ちょい先になりそうです。
トルコリラ運用状況まとめ
最後に僕のトルコリラ運用状況の資産推移になります。
現時点で運用損益は-20万ほどです・・・
気長に運用を続けていきます。
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